集いで話したこと
- 公開日
- 2016/11/28
- 更新日
- 2016/11/28
お知らせ
11月も後半になり、ずいぶん寒くなって来ましたね。
風がビュービュー吹いて、冷たいなと思う夜もありました。
こんな北風が強い季節、時々思い出すお話があります。
それは、イソップの童話です。
あるとき、北風と太陽が力比べをしようとしました。
そこで、旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負をすることになりました。
まず、北風が力いっぱい吹いてコートを吹き飛ばそうとしました。でも、寒いので、旅人がコートをしっかり押さえてしまい、北風は旅人の服を脱がせることができませんでした。
それから、太陽がサンサンと照りつけました。
すると旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から上着を脱いでしまいました。
これで、勝負は太陽の勝ちとなったというお話です。
このお話を聞いたことがある人も多いと思います。
イソップ童話は、話に大切な意味が込められています。
北風と太陽の話は、乱暴に物事をやってしまうより、ゆっくり着実に行う方が、最後はすごい効果がある。とか、冷たく厳しい態度より、暖かく優しい言葉で話しかけると相手は自分から行動してくれるというという教えが込められています。
童話も読み直してみると、小さい時と感じ方が違ってきますね。