学校日記

集いで話をしたこと

公開日
2017/03/13
更新日
2017/03/13

お知らせ

今日は、武豊町の宝物について話をします。それがこの一枚の写真です。
この写真の花は、国内でもごくわずかな所でしかみられないシロバナナガバノイシモチソウという花です。とても小さな花です。せんもうといって、葉っぱの表面にうぶ毛のような細くねばねばしたものが生えていて、花におびき寄せられた小さな虫がひっつくと動けなくなるという性質を持っています。
この花が咲いているのは、壱町田湿地と言って、4年生が見学に行った常武クリーンセンターの近くにあります。
そこには、小さな森があって、水がしみだし、ジメジメしたところがあります。そこに、7種類の食虫植物が生育しています。食虫植物というのは、シロバナナガバノイシモチソウのように小さな虫を捕まえて栄養にしている植物です。すごいですね。
また、めずらしいムカシヤンマというトンボも見ることができます。ムカシヤンマは、幼虫(ヤゴ)の期間が、普通のトンボが1年になのに、7年ととても長いです。また、大昔から生育しているので、生きた化石と言われることがあります。
ここは、とても貴重な環境が残っているので、いつもは見ることができませんが、毎年7月から9月にかけて公開されます。興味のある人はぜひ、見に行ってください年。その時、町内の小中学生がボランティアとして活躍しています。
みなさんのところに案内が配られたと思いますが、壱町田湿地の学習体験と環境保全に協力する小学校の4年生から中学校3年生までのボランティアです。季節の変化と貴重な植物の生長や環境を学びながらボランティアをすることができます。
興味のある人は、ぜひ、担任の先生に相談してください。
武豊町には、とても貴重な自然の宝物があるということ、また、小中学生がそれを守っていることをお話ししました。(写真は武豊町のHPより)

最後に、今週は卒業式があります。6年生がこの学校を卒業する式です。精一杯力を合わせて素晴らしい式となるように全員で協力しましょう。一つだけ、準備する時に、無理して怪我をしないように気を付けてくださいね。特に、高いところや重いものの仕事は先生に言ってやってもらってください。