自転車の乗り方
- 公開日
- 2017/05/16
- 更新日
- 2017/05/16
3年生
警視庁から発表された「小学生の交通人身事故発生状況」では、小学3年生からは自転車乗車中の事故が多くなっています。具体的に自転車事故が占める割合は、小学3年生では約58%、小学4年生では約68%、小学5年生では約71%、小学6年生では約83%と、学年が上がるほど自転車事故の占める割合が高いのです。
発生状況では、「出会い頭」が約7割、左折時、右折時にも事故が多く発生しています。
成長とともに、自転車に乗るために必要な技術は覚えますが、慣れによる油断が心配です。
○安全確認不足、スピードの出しすぎによる事故
・左右の確認をせずに交差点に飛び出し、車と接触した。
・坂道を下っていたら、柱に激突。腕を骨折した。
○車輪の巻き込みによる事故
・自転車に傘を引っ掛けて走行中、傘が車輪に挟まって転倒した。
・走行時の振動で前かごの荷物のひもが垂れ下がり、 前輪に巻きついて転倒した。
○部品の不具合・整備不足による事故
・ブレーキをかけたら、いきなりブレーキワイヤが切れて転倒した。
・自転車が突然パンクし、制御不能になって転倒した。
こんな具体例が報告されています。
本校の自転車訓練では、校庭で乗り方や交差点の横断の仕方、安全確認の大切さを指導します。その後、校外に出て実際にやってみます。