学校日記

集い(TV朝礼)

公開日
2019/01/21
更新日
2019/01/21

お知らせ

※インフルエンザの流行期のためテレビ朝礼です。写真をもとに話をしました。

年末に熊本に研修視察に行ってきました。私は暗くなってから、熊本市に着いたので、ここが特別な街だとは感じませんでした。
しかし、翌日、熊本城に行ったときに、2016年の4月に大きな地震がおそった場所であることを実感しました。
お城の門をくぐって最初にみた姿がこの写真(写真はありません)です。あれ、何かおかしいな?よく見ると、エー、崩れていると気づきました。
続いてこの写真(一番上の写真)を見てください。
わずかな石垣でかろうじて建物が崩れずに残っています。
別な角度から見ると、6つの石がギリギリ支えていることが分かります。石垣は、写真のように(真ん中の写真)崩れて、土が表に出ているところもありました。
熊本の人は、その石垣にすべて番号をつけ、広場に集めてもう一度再生しようとしています。(一番下の写真)
とても広いお城の中には、石を集める場所がたくさんありました。
日本三名城といわれる熊本城の天守閣は、鉄の大きな柱の上で支えられています。
ものすごい数の鉄の柱で支えていました。
何も無いように見える石垣も近くで見るとひび割れたりゆがんだりしていました。
街のシンボル熊本城を、元通りにするために、いったいどれぐらい時間がかかるのでしょうか?想像できないような取組を熊本の人はやっていました。やればできるという気持ちで頑張っていました。
この大地震によって、地震の避難が原因で体調を崩したりしてなくなった方も含め200人以上が亡くなっています。
こういった自然災害が武豊にないことを願いつつ、熊本の人の取組からも、災害への備えをすることが大切だと学んできました。