始業式で話をしたこと
- 公開日
- 2017/01/06
- 更新日
- 2017/01/06
お知らせ
新しい一年がスタートしました。今年は何年?ということを聞きますね。十二支のことで、みなさんも一緒に言ってみましょうか?「ね、牛、とら・・・」12ありましたね。
そして、今年は「酉」年です。この「酉」は「とり」と言いますが、実際には「にわとり」のことを言います。年賀状にもたくさん「にわとり」の絵がありました。「にわとり」は朝になると「こけこっこ〜」と一番に鳴きます。新しい年でも、一番に鳴く鳥のため縁起が良いと言われます。今年も、元気によい一年となりますよう願っています。
最後に
ある年末のこと。神様がこんなことを言いだしました。
「元旦に、私の元へ来なさい。1番から12番目までの者を一年間の大将にしよう。」
動物たちはそれぞれ、一番をめざして元旦の日に神様の元へ行くよう準備を始めました。猫はうっかりいつ行けばいいのかを聞き逃したのでネズミに聞いてみると、ライバルを一人でも少なくしようとしたネズミはわざと一日遅れの日を教えました。
牛は、歩くのが遅いことを自分で知っていたので、みんなより早く出発。ネズミは牛の出発を知り、楽をする為に背中にのり、のんびり神様の元へ向かうことにしました。
牛は元日前に到着。神様の門があくのを待っていました。そして、その門が開いた時・・背中にいたネズミがピョン!と飛び降り一番目。ネズミを連れてきた牛は2番目となったのです。その後、トラ、うさぎ、龍、ヘビ、馬、ひつじ、サル、とり、犬、いのししが到着。ここで12番目までが決まり、12年間の大将選びが終了しました。
何も知らずに次の日についた猫はびっくり!!すでに12番目が決定しているどころかもう誰もいない。・・一日騙された!!とわかった猫は怒り、ネズミを追いかけるようになりました。
こんなお話があります。聞いたことがありますか?
干支にちなんだ話をして新学期の挨拶とします。
(その後、各学年の代表児童によるスピーチがありました。堂々と素晴らしい話でした!)