学校日記

陸上部「3年生やることリスト」

公開日
2015/08/18
更新日
2015/08/18

校長より

各部活には部活動日誌というノートがあります。生徒が日々の活動を振り返り、反省を書いたり様々な記録を残したりしているものです。その部活動日誌を見ていたら、陸上部の日誌の間に上のような用紙を見つけました。A5版ほどの大きさですが、きちんとパウチされ、しおりのように使われているです。
読むと、3年生の生徒が同じ3年生に向けて自覚を促すように書かれていることがわかります。「後輩の“お手本”になることをする」「先生にあいさつをするとき、声を大きく“はっきり”という」など、かなり自律的な内容になっています。「富貴中陸上部としての誇りと自覚を」「富貴中の看板を背負っていることを忘れずに」ともあり、自制的です。
陸上部の顧問に聞くと、生徒が自ら作ってきたもので…ということでした。きっと、最高学年の3年生になってすぐに書かれたものなのでしょう。それを部活動日誌に挟み、日々、自省してきたのでしょう。こんなところにも、富貴中生らしさが見られ、大変に嬉しくなりました。
自分たちで、自らの心の持ち方を考えているあたりが素晴らしいと思いますし、「さすがに3年生は大人だなあ」と感心します。
こうやって、富貴中のよい文化が脈々と受け継がれていくのでしょう。