東大高保育園との合同避難訓練
- 公開日
- 2016/06/17
- 更新日
- 2016/06/17
富貴中より
6月15日(水)東大高保育園と本校3年生有志(45名)による合同避難訓練を実施しました。平日に大地震が発生した時には地元にいる中学生が防災リーダーとしての役割を担うことができます。乳児、年少、年中の園児たちを保育園まで迎えにいき、手を繋いで、本校の3階第2会議室と3階3年集会室まで安全に避難させることができました。町の防災ボランティアの方々からも、中学生の安全かつ機転の利いた避難誘導にお褒めの言葉をいただきました。実施後の生徒の感想用紙より。
・「ここ危ないよ」と言うと、園児たちがちゃんとそこに気をつけてくれたのがうれしかった。大地震が起きたら、率先して行動したいと思った。
・園児と手をつないで、階段や道路を安全に歩けるように工夫しました。車道側に自分が歩くように手の繋ぐ方向を変えたり、階段では、ゆっくり気をつけてあがるように心がけました。また機会があれば参加していきたいと思っています。
・小さい子の誘導は、園児が泣きそうで少し困ったけど、もしパニックになったら、もっと泣いている子が多いと思うから、良いシチュエーションだと思った。あんなに小さい子でも一生懸命だったから、自分たちもすぐに切り替えることができた。年少さんたちを連れていく予定ではなかったけど、臨機応変に行動することができた。
・もともと、母が保育士なので小さい子の扱いは慣れていたけど、やっぱり難しかったです。この経験を生かして、また機会があればやりたいと思います。
・最初、泣いていて、泣きやますのが難しかったけど、最後には「お母さん来るよ」とずっと言ってたら、泣き止んでくれて良かった。今日はとても貴重な体験でした。
・私たちより歩幅が小さいので、合わせつつ、急いで避難することができました。私たちが生きている間に、東海地方、愛知県に大地震が来るのはほぼ確実だと思います。武豊町に住む者として自分もだんだん守られるよりも守る側になってきているので、もし本当に地震が起こったら、安全に避難し、周りにも気を配れるようにしたいです。