せみの羽化(うか)
- 公開日
- 2020/07/28
- 更新日
- 2020/07/28
富貴中より
せみたちは長い間、土の中で幼虫として生きています。そして、夏になると成長したものから順々に地上にでてきて羽化を始め、成虫になっていきます。
しかし、このときがセミにとって一番敵におそわれる危険性が高いため、夜にひっそりと行われるのがふつうです。
朝、職員出入り口付近で、羽化(うか)をしている様子を、動画撮影をしている理科担当の姿がありました。
せみが成虫になってからは、1週間くらいの寿命といわれていますが、環境さえ整えば1カ月くらいは生きられるともいわれています。人間をはじめ、外敵&天敵が多いため外で長期間生きるのはセミにとって、かなり難しいことなのです。
このがんばっている一瞬を撮影しようとする理科担当の姿、この観察力と洞察力を生徒の皆さんにも身に付けてもらいたいものです。