【1年生】主体的に学ぶ姿
- 公開日
- 2025/01/21
- 更新日
- 2025/01/21
1年より
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皆さんが入学するよりも5年ほど前、国語・社会・数学・理科・英語のいわゆる5教科の問題集が、教科から配付されるものとは別に、もう一冊ずつありました(例えば理科なら「毎日の復習」とは別にもう一冊理科の問題集があったということ)。月曜日は国語を提出、火曜日は社会を提出、水曜日は……といった感じで毎日提出をして、学級担任が点検や評価をすることをしていました。
中学生の負担が大きいとか、答えを写すだけの作業になっている生徒が少なくないとか、働き方改革の波とか、色々なことが重なって、今はもう一冊の問題集の取り組みはあまり積極的には行っていません。この、もう一冊の問題集の取り組みをやめる決断をするときに、実は、「みんなが勉強をしなくなるのではないか」という心配をする意見は結構ありました。
では、実際にはどうなったか、という視点でみんなの学習を見てみると……小テストや単元テストに向けた学習を、時間を上手に使って、自分に合ったやり方でできているように思います。もちろん全員ではありませんが、単なる作業ではなく、意味のある学習ができる生徒は増えているのです。頑張っている生徒が、良いお手本になって、学習の輪が広がっています。
今日も「先生、光の拡散だ」と、以前とは別のクラスで、授業で学習した現象を教室の中で発見する生徒の姿がありました。色んなことが「今風」に変わっていく中で、主体的に生徒が学ぶ姿があることに感謝をしたいです。