5/1 3年生 第15回 「肺には小人が住んでいる!?」
- 公開日
- 2020/05/01
- 更新日
- 2020/05/01
3年生
はい、そうです。ハイホー(肺胞)です。
みなさん、覚えていますか?お久しぶりです!笠井です!元気ですか?
いきなりですが、今日は私の4歳の息子の話をします。
うちの息子、良いところがたくさんあります。でも、同じように課題もあります。その一つが
「で き な い か ら や ら な い」
です。例えば、友達が鉄棒の前回りをしていて、それをうらやましそうに見ています。そこで、私が「やってみる?」と声をかけると、「できないから、やらない」って言います。本当はやれるようになりたいと思っているのに、できない自分を見せたくなくて、できないことを認めたくなくて、すぐに「やらない」って言います。4歳でも、プライドあるんだなって思います。
私は、その言葉を聞いて、息子にイラッとします。なぜかというと、努力してもいないのに、できないと決めつけて、できる可能性を自分で最初から潰しているからです。別に、鉄棒なんてできなくといいと思ってます。でも、やれるようになりたいと思っていることを、何もしないのに諦めている姿勢が嫌なんです。理想の自分に近づくための努力をしている姿は、かっこいいと思うし、素敵だと思うからです。
こんなイラッとしてしまう私ですが、息子の気持ちも分かります。私だって大人になった今でも、できなくて悲しい思いや恥ずかしい思いをすることがあります。でも、人によって得意なこと、苦手なことが違います。だから、他の人ができて自分ができないこともあれば、逆に、自分ができて他の人ができないこともあるんです。できないことは、必ず誰にでもあるのだから、恥ずかしがる必要はありません。むしろ、努力しないことが一番恥ずかしいと思います。
どうしたら、息子がいろいろなことに前向きになるのだろう?と考えたとき、いろいろなことが少しでもできるようになれば、他のことにも前向きになれるのでは?と思い、ステイホームの今こそチャンスだと捉えて息子といろいろ挑戦しています。
息子が少しでもできるようになったことは、以下のことです。
・ひらがなの読み書き
・自転車(補助輪つき)
・鉄棒の前回り(あと少し)
・長距離の散歩
・ボール投げ、蹴り
・アイロンビーズ
・迷路
・トランプ(大統領じゃないよ)
・二桁の数字の読み
ここで大切なのは「少しでも」です!完璧を全てに求めると苦しいですからね。みなさんもステイホームの今だからこそ、自分の能力を少しでも伸ばせるときだと思って、やりたいこと、できるようになりたいことをいろいろやってみてください!そして、学校が始まったときに、前の自分より少しでも成長した姿で、友達や先生に会いましょう!私もそんな皆さんに会える日を楽しみにしています。(^^)
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今回は、現在育児休暇中の笠井先生に書いていただきました!
息子さん、かわいいですね!
(写真左 昨年生まれた息子)
(写真右 4歳の息子)
3年生 ホームページ担当 水谷