メンデルの実験「なぜ、子に現れない形質が孫に1/3現れる?」
- 公開日
- 2020/06/16
- 更新日
- 2020/06/16
お知らせ
3年生理科の授業では、「メンデルの実験」の学習をしました。
「同じ花または同じ個体の花における受粉を何受粉という?」自家受粉によって、親や子、孫と代を重ねても、「丈が高い」というように、「ある形質がすべて同じである場合を何という?」と教師が発問しながら、「自家受粉」や「純系」という言葉を復習しました。
そして、メンデルの実験では「丈が高い」純系の個体と、「丈が低い」純系の個体を親として受粉させると、すべて「丈が高い」個体(子)だけが現れた。なぜだろう?
さらに不思議なのは、「丈が高い」個体(子)に自家受粉させると、孫には「丈が低い」個体も現れた。そして、「丈が高い」と「丈が低い」の割合はおよそ3:1。なんでそんな簡単な数字で表されるのか?
まさに、不思議さいっぱいで、理解できないことに、少しもどかしさを感じます。この謎はどうも次回の授業で解明するようです。
この授業を通して、作家の伊集院静氏による若者へのメッセージを思い出しました。
「若者よ!すぐ答えを求めるな。インターネット、SNSにすぐに答えを求め、わかった気になっているが、すぐに役立つものは、すぐに役に立たなくなる。苦労して得たものでしか成長できない。」
自分なりにじっくり考え、ときには迷いながらも、真に分かったときの喜びに感動し、大きく成長してほしいと強く願っています。