見えるかな?
- 公開日
- 2020/06/25
- 更新日
- 2020/06/25
お知らせ
1年生国語の衣川先生の授業に突撃。
先生が6枚の絵を黒板に貼りました。
「何に見えますか?」
後ろから「湖畔の風景」「文字」「ミッキーマウス」「壺」「ドクロ」「おばあさん」
見てすぐに分かりました。また、「壺」は、見方を変えると人の横顔にも見えて、「ドクロ」は近くで見ると鏡を見ている女の人に見えることは知っていたし、「おばあさん」も女の人が後ろを向いている絵にも見えることは知っていました。
ところが「ミッキーマウス」が見えない人がたくさんいました。なぜか、前の方の席にいる生徒ばかりです。
そこで、自分が前の方に行って絵を見てみると、その絵は、実はテントウ虫などの虫の絵でした。前の席の生徒に「後ろに行って見てご覧!」と言うと、後ろに下がって見た途端に「あ!ミッキーだ。見えた。見えた。」と歓声が沸き上がりました。
また、「湖畔の風景」の絵は近づいて見てみると「赤ちゃん」に見えることが分かりました。
国語の教材に興味をもたせるための授業の一つですが、生徒たちは、楽しそうに「見える」「見えない」と盛り上がっていました。
国語の説明文『ちょっと立ち止まって』の本文にある「自分ではAだと思っていたものが、人からBともいえると指摘され、なるほどそうともいえると教えられた経験は多いことだろう。」というように、対話的な学習や多様な見方のよさ・おもしろさを理解する学習の一環でした。