テストが終わってからが、大切かも(3年数学)
- 公開日
- 2020/07/20
- 更新日
- 2020/07/20
お知らせ
先週の木・金曜日に定期テストがありました。そのため、3年生のある教室では、数学のテストを返却していました。生徒は、緊張しながら、自分の点数を見ていました。
返却後、教師は「今回テストに出た因数分解や平方根は、この後の二次方程式や三平方の定理につながります。実力テストや高校入試でもよく出題される問題です。」「今回できなかった問題に気付き、今後できるようになることがとても大切です。」と話していました。
そして、下にある難しい式を簡単にする解説をしました。
(x−2y+1)2−(x−2y−3)(x−2y+3)です。見るからに難しそうです。
なぜ,難しいのでしょうか?それは、文字がたくさんあるからです。そこで、難しいたくさんの文字を,簡単な文字で置き換えてみます。
つまり、「x−2y」を「M」に置き換えてみると、
(x−2y+1)2−(x−2y−3)(x−2y+3) は
(M+1)2−(M−3)(M+3)となって簡単に見えるよ、と説明がありました。
これなら、それほど難しくなく解けます。
(M+1)2−(M−3)(M+3)
=(M2+2M+1)−(M2−9)
=(M2+2M+1)−M2+9
=2M+10 になります。
最後に「M」を、「x−2y」に戻すと、
2(x−2y)+10
=2x−4y+10 となって終了です。
難しくて複雑なものを、簡単なものに置き換えてみる。普段の生活の中でも役立ちそうです。