6年生のみなさんへ
- 公開日
- 2020/04/24
- 更新日
- 2020/04/24
6年生
家で居る時間が長くなったので,それを利用して昔読んだ本を読み直してみました。朝起きたら虫になってしまった……。という話です。本の内容とは異なりますが,虫に見える世界ってどうなのだろうとふと思い,虫の視点で運動場で写真を2枚撮ってみました。見る角度を変えると,見慣れた景色も違って見えるんだなぁというのを実感して,普段なかなか出会えない良さを見つけられたことに,とても嬉しい気持ちになりました。みなさんも,ふだん当たり前に過ごしている景色も視点を変えて過ごしてみると,新しい発見があるかもしれませんよ。
さて,6年生の国語で最初に出会うお話は,「帰り道」いう森絵都さんの作品です。これも,実は「視点の違い」というものが重要になってきます。自分が相手にこう見られていると思うという姿と,実際に相手から見える自分の姿とでは大きく差があることに,2つのまとまりを読み終わった時に,はっと気づかされます。
人の良さだけでなく,自分自身のまだ見つけられていない良さを見つけるきっかけになるかもしれない作品です。音読で,じっくりと読み味わってくださいね。
伊藤 和幸