東大高保育園と合唱部のコラボ企画が始動しました
- 公開日
- 2014/10/02
- 更新日
- 2014/10/02
校長より
「さあ、保育園の子、一緒に歌いますよ−」「カスタネットに合わせて歌うからねー」という聞き慣れない工先生(合唱部顧問)の優しい声で、東大高保育園の年長組園児の皆さんと合唱部の歌練習が始まりました。
これは、武豊町制60周年記念式典で披露する『武豊讃歌』の練習です。
『武豊讃歌』は30年以上前に作られたもので、町民の間でもほとんど歌われることもなく忘れ去られたような状態になっていました。それを町制60周年式典で、復刻・披露しようということになったのです。とはいうものの、富貴中学校に届けられたのはレコード盤1枚だけでした。学校にはレコードプレーヤーもありません。もちろん、楽譜も伴奏譜もありません。困りました。
レコードをデジタル変換するとともに、工先生の尽力によって楽譜もできました。
合唱部はコンクールの合間を縫って練習を行ってきましたが、一つ不安がありました。それは、本校の合唱部が女声合唱ということです。つまり、「保育園児とコラボして、果たしてうまくいくのか?」ということでした。
練習が始まると不安は見事になくなりました。(工先生の指導の上手さもありましたが)保育園児の元気な声と合唱部の美しい声が、何ともいえない不思議なハーモニーとなったからです。
工先生の「お歌を…」という優しい言葉に、合唱部もついつい頬が緩み笑顔になりました。
本番は、10月12日(日)の記念式典後の10時45分頃からです。町民会館「輝きホール」に元気で美しい『武豊讃歌』が響き渡ることでしょう。楽しみです。